

Institution for a Global Society(IGS)
#note
#360度評価
#コンピテンシー評価
#GROW360+
#スキル可視化
#活用事例
営業成績トップクラスの社員の行動評価が平均以下、逆に成績が伸び悩む社員の行動評価はほぼ満点――そんな「評価と成果のねじれ」を抱えていた営業組織のケースです。
コンピテンシー分析の結果、若手の活躍は「情熱・宣教力」と「組織への働きかけ」、中堅の活躍は「課題設定力」と「解決意向」で決まるという、年次によって異なる"勝てる行動"が明らかになりました。
実際の支援事例をもとにストーリー形式でお届けします。登場する企業名・人物名は仮名とし、数値・規模感も実態を反映しつつ一部調整しています。
大手人材サービス企業で事業部HRBPを務める佐藤(仮名)は、ある日の夕方、重いため息とともにPCを閉じました。
「佐藤さん、人事の言う“理想の営業像”は立派だけど、現場じゃ通用しないよ。結局、最後は根性とセンスなんだから」
次年度の育成計画をめぐる、現場マネージャーとの打ち合わせ。
そこで投げかけられたこの一言が、胸に残っていました。
全社共通の行動指針を現場に落とし込もうとすれば「現実とズレている」と言われる。
かといって、現場の声をそのまま集めれば「個人の感想」の寄せ集めになってしまう。
人事施策の抽象度と、現場の生々しい実態とのあいだにある大きな「余白」。
そこを埋めるための客観的な根拠が、決定的に不足していました。
議論はいつも平行線。着地点の見えない「空中戦」が続いていたのです。
そんな折、佐藤はある違和感に気づきます。
部署内の評価データを眺めていた彼は、思わず首をかしげました。
「営業成績がトップクラスのAさんは、行動評価が平均以下。逆に、成績が伸び悩むBさんは、行動評価がほぼ満点……」
これでは、何のための評価制度なのか分からない。
現場からは「成果につながる行動が、正しく評価されていない」という不満も上がり始めていました。
今の評価項目は、本当に「活躍に必要な能力」を捉えられているのか?
佐藤は決めました。
感覚的な議論をいったんリセットし、「地上戦」のデータを揃えようと。
そこで導入したのが、
360度評価によってコンピテンシーを可視化する「GROW360+」でした。
佐藤は、全営業職のコンピテンシー(行動特性)を測定し、それを個人業績と掛け合わせて分析しました。
統計的な手法を用いて見えてきたのは、誰も明確に言語化できていなかった世代間の違いでした。
業績の高い若手ほど、「情熱・宣教力」と「組織への働きかけ」が高い傾向にありました。
自分ひとりで抱え込むのではなく、熱意をもって先輩や上司を巻き込み、周囲の支援を引き出す力が成果につながっていたのです。
一方で中堅層では、「課題設定力」と「解決意向」が成果に強く影響していました。
顧客の本質的な課題を見抜き、自分なりの解決策を提示できる力が、結果を分けていたのです。
「層によって、“勝てる行動”はまったく違っていたんだ」
データは、マネージャーたちが長年「なんとなく」感じていた違和感を、はっきりと形にしていました。
後日、佐藤はこの分析結果を携えて、再び現場マネージャーとの会議に臨みました。
「若手には“自走”を求めすぎない方がいい。むしろ、どれだけ周囲を頼れているかを評価したい。一方で中堅には、ソリューション力を磨く支援が必要です」
感覚論ではなく、データと仮説をセットで示されたことで、会議の空気が変わりました。
「確かに……売れている新人ほど、相談に来る回数が多いな」
「中堅のあの人は、課題の深掘りが弱いかもしれない」
議論が「感覚」べ―スから「共通言語」ベースへと変わった瞬間でした。
数か月後、事業部の景色は変わっていました。
若手層には「案件共有」「相談行動」といった評価観点が加わり、安心して周囲を頼りながら成果を積み上げるように。
中堅層には、自身のコンピテンシーに基づいたソリューション力向上のコーチングが実施されました。
HRBPである佐藤の立ち位置も変わります。
「次は、どの能力を伸ばせば組織はもっと強くなるか?」
「GROW360+」のデータを共通言語に、現場のリーダーと未来を描く戦略パートナーとしての対話が始まっていました。
貴社の組織にも、まだ言語化されていない「活躍の法則」はありませんか。
・評価と業績がうまく噛み合っていない
・若手育成の方向性が定まらない
・現場との議論が感覚論に寄りがち
そんなときこそ、一度データを分析してみる価値があります。
まずは、ハイパフォーマーの行動特性を整理するところから始めてみるのも一つの選択肢です。
👉「壁打ち」レベルのご相談から、どうぞお気軽にお問い合わせください。
【実録・HRケーススタディ】営業成績トップなのに評価は平均以下──「活躍の法則」は年次で違うとデータが示した理由 (2025年12月)
営業成績トップクラスの社員の行動評価が平均以下、逆に成績が伸び悩む社員の行動評価はほぼ満点――そんな「評価と成果のねじれ」を抱えていた営業組織のケースです。コンピテンシー分析の結果、若手の活躍は「情熱・宣教力」と「組織への働きかけ」、中堅の活躍は「課題設定力」と「解決意向」で決まるという、年次によっ...
【実録・HRケーススタディ】「悪気はなかった」では通用しない──“自分の行動がどう受け取られているか”に、気づくために(2025年12月)
はじめに仕事に一生懸命取り組んでいるつもりなのに、「言い方がきついと言われた」「距離を置かれている気がする」そんな違和感を覚えたことはないでしょうか。多くの場合、本人に悪意はありません。むしろ、成果を出そう、責任を果たそうとする中での行動が、意図せず周囲に負担や圧力として伝わってしまうことがあります...
【実録・HRケーススタディ】360度評価は「導入時」より「実施後」が肝心──現場の不安の正体と、明文化すべき4つの運用ルール(2025年12月)
匿名座談会で聞こえてくるのは「誰が低い点をつけたのか気になる」「結果はどう使われるのか分からず不安」という社員の本音です。360度評価が不安を生みやすいのは、自己認識と他者認識のギャップの可視化・匿名性のジレンマ・結果の使われ方の不透明さという3つの構造的理由があるため。人事が明文化すべき4つの運用...
【実録・HRケーススタディ】「360度評価を入れても管理職が変わらない」とお悩みの方へ──“メタ認知で終わらせない”行動変容のつくり方(2025年12月)
360度評価を導入したのに、「結果を見て終わり…結局行動が変わらない」。そんな悩みを、現場で毎日のように耳にします。本記事では、ある大手企業で実際に起こった「失敗の理由」と、「GROW360+(グロー・サンロクマル・プラス)」を使って行動変容を引き出した成功プロセスを、営業現場からお届けします。本記...
360度評価・人材アセスメントツール「GROW360+」を選んだ理由とは? 導入・活用企業6社の声(2026年3月)
通信・物流・鉄道・製造・金融——多様な業種の人事担当者が語る、「導入前の課題」「選定理由」「導入後の変化」とは(2026年2月実施アンケートより)「人材の見えない課題」にどう向き合うか管理職のマネジメント力にばらつきがある配置や登用の判断に確信が持てない人材育成の方向性が属人的になっているこうした課...
【実録・HRケーススタディ】営業成績トップなのに評価は平均以下──「活躍の法則」は年次で違うとデータが示した理由 (2025年12月)
【実録・HRケーススタディ】「悪気はなかった」では通用しない──“自分の行動がどう受け取られているか”に、気づくために(2025年12月)
【実録・HRケーススタディ】360度評価は「導入時」より「実施後」が肝心──現場の不安の正体と、明文化すべき4つの運用ルール(2025年12月)
【実録・HRケーススタディ】「360度評価を入れても管理職が変わらない」とお悩みの方へ──“メタ認知で終わらせない”行動変容のつくり方(2025年12月)
360度評価・人材アセスメントツール「GROW360+」を選んだ理由とは? 導入・活用企業6社の声(2026年3月)
【セミナーレポート】2030年 人事意思決定の構造――AIエージェント時代に求められる「タスク単位」の仕事再定義
360度評価の選び方ー企業の導入事例&GROW360+の特長にみる「使いやすさ」と「ROI算出への道筋」(2025年9月)
データ活用で進化する人材戦略の最前線/GROWセミナーレポート
人材育成の "感覚的運用" から "戦略的活用" へ。「スキルの可視化」と「育成効果の見える化」が変える、人事の打ち手とその可能性。
「データによる人材分析が組織と個人を変える」~IGSのソリューション&能力測定ツール「GROW」ユーザー6社の声から見える人的資本経営の新潮流~
人材こそ企業価値の源泉!GROW導入企業6社が語る「能力可視化による人材戦略の未来」
客観的なデータ活用により仮説を裏付け。GROW360で組織マネジメント改善に着手。
社員の意志や希望の実現を促進する仕組みづくりにGROW360のデータを活用する。
GROW360で「キャリア自律型人材」を育成する
Contact
資料請求
お問い合わせ
ご質問・ご相談などは、以下の「お問い合わせ」ボタンよりお寄せください。
担当者より、遅くとも3営業日以内にご連絡いたします。
また、ダウンロードいただける資料もご用意しております。「お役立ち資料」ボタンよりご参考ください。
© Institution for a Global Society,Inc. All rights reserved.