BIG5とは、人の気質(パーソナリティ)分類において最もメジャーであり、多くの適性検査に用いられている、信頼性、汎用性の高い理論です。
GROW360+でも、気質の診断をBIG5を用いて行います。
BIG5では、Neuroticism(繊細性)、Extraversion(外向性)、Openness(開放性)、Agreeableness(協調性)、Conscientiousness (自律性)の 5 つの要素の程度の組み合わせで各個人の性格をあらわします。
各特性値は高いほどいいということではなく、各特性値の程度により得意 、不得意とする状況が異なるということです。
開放性:
好奇心旺盛で、知識や経験を積極的に広げる傾向
外向性:
物事に対して積極的で、非常に活動的な傾向
繊細性:
危機に対して敏感で、慎重に行動する傾向
協調性:
周囲に共感し、積極的に協力関係を築く傾向
自律性:
強い意志をもち、目標に向けて着実に努力する傾向
※GROW360+で測定する場合の表記例です
Extraversion
外向性
外向性
積極的・活動的、行動量が多い
内向性
控えめ、大きな変化のない環境を望む
Agreeableness
協調性
協調性
親和性があり、他者と協調する
独立性
個性が強く、独自性を前面に出す
Conscientiousness
自律性
自律性
目的合理的で意志が強い
自由性
あるがままで、こだわりが少ない
Neuroticism
繊細性
繊細性
危険に対して敏感、危険を回避する
平穏性
危機があっても動じず、情動安定
Openness
開放性
開放性
遊び心があり、経験や知識を広げる
保守性
堅実で、地に足の着いた行動をする
パーソナリティの対立軸に優劣はありませんが、自身の気質から生じやすい行動特性を理解することが大切とされます。
どちらかに偏ることが良いわけではなく、自分の中でバランスを保てるかどうかがポイントです。
1
<背景>
プロジェクトの円滑な進行にはチーム内の連携が不可欠ですが、メンバー間の認識のズレが課題でした。
そこで気質診断を導入し、個人の気質を測定してチーム全体の傾向を可視化しました。
<結果>
これにより、「推進力は高いが合意形成が遅れがち」「思考力は高いが個々の見立てが強い」といったチームごとの特性や課題を客観的に把握できるようになり、特性に合わせた適切なマネジメントが可能になりました。
また、チームごとのミッションを鑑み、それぞれ役割を補完し合えるような再編成も可能になり、組織の一体感と推進力を大きく向上させることができました。
2
1on1や部下育成で、上司が部下のBIG5をふまえて関わり方を変えます。
繊細性が高めの人にはこまめなフィードバックと安心感を、開放性が高い人には裁量と新しい挑戦を与える、といったパーソナライズされたマネジメントです。
リーダーシップ開発では、管理職候補の特性を測り、強み(例:協調性による調整力)と盲点(例:誠実性偏重による柔軟性不足)を本人に自己認識させ、育成計画に落とし込みます。
本人のキャリア自律・自己理解の起点にもなります。
3
営業人材をスコアの高低ではなく、BIG5に基づく4タイプ(α信頼関係構築型/βチャレンジャー型/γ堅実フォロー型/δスペシャリスト型)で多面的に捉えます。
さらに人事評価2年分から「評価の安定性(ブレやすさ)」を予測し、たとえばβ型は新規開拓に強いが過剰になるとブレやすい、γ型は基準は厳しいが条件を満たせば長期安定する、といった将来の伸びしろやリスクまで見通します。
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