志望する企業が望む人物像に合わせて、自分を偽ることもある
企業研究を通じて企業が求める人物像を知り、性格を偽ったり能力を誇張する学生は少なくありません。この行動が、就職後の活躍にどのような影響を及ぼすのか?人事担当者を対象に「採用した人材の印象が採用後に変わったか?」を調査しました。(2016年11月 n=192)
その結果、調査対象者全体の約3割が「採用後に評価が悪くなることが多い」と回答。特に、従業員1,001名以上のメーカーでは41%と高い結果となりました。



学生が誇張しがちな能力と、自己評価が低い能力とは?
GROW360が実施した分析によると、自己評価が高い項目、他者評価が高い項目、ギャップが少ない項目が存在することがわかります。
自己評価が特に高い項目は、「共感・傾聴力」「成長」です。多くの企業が望むコミュニケーション能力を、狭義的に解釈した学生がアピールすることが多いのかもしれません。逆に、自己評価が低い項目は「創造性」「表現力」など。

学生がアピール過剰な能力、アピール下手な能力を知り、正しく評価する仕組みが必要です。GROW360は、コンピテンシーの自己評価と他者評価を実施し、そのギャップを確認することも可能です。入社後に、お互いが「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、性格や能力を客観的に可視化できる方法を検討してみてはいかがでしょうか。