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コンピテンシー解説 #2「解決意向」

#コンピテンシー
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解決意向とは

「解決意向」とは、何かに取り組む際に、それが「達成できた/完了した」とはどのような状態になっていることかを具体的にイメージし、現状からそこに辿り着くためのステップを考えた上で何をすべきか逆算・想定して、課題の達成を目指す力のことです。

課題を達成するためには、ただひたすら目の前のタスクを順にこなすだけでは不十分なことがあります。なぜなら想定していなかったトラブルや予定の変更などに対しての備えができておらず、運不運に課題達成の可否が大きく左右されるからです。

したがって、単に「一所懸命頑張る」ことではなく、「課題を達成する」ことを真剣に考えるならば、どのようなプランにもメリット・デメリットがあることを理解したうえで、どのような段取りが必要か、どんなトラブルが想定されるか、実際にトラブルが発生したときはどう対応するか、当初のプランとは別の代替案を用意することも含めて計画を立てることが必要となります。

そして、実際に取り組みを始めてからも、計画通りに進捗しているのか、進んでいない場合は何が原因なのか、当初計画から代替案に切り替えるべきかなど、常にモニタリングをしながら状況判断をすることが必要となるでしょう。

このように計画策定とモニタリングができていると、万一課題を達成できなかった場合にもその原因が見極められるので、次に同じような課題に取り組む際に同じ失敗を避けるためにはどうすべきかという教訓を見出しやすく、自ら改善をすることができるのです。

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